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モデルコース

札所31番観音院の磨崖仏
札所31番観音院の磨崖仏

盆地と山地の境を歩く日野渓谷コース〔一部に通行することができない所があります〕

手軽にウォーキングできるコースです。ただし、一部に通行することができないところがありますので、今のところ、お薦めしていません。

浅間神社

①浅間神社

駿河国浅間神社本社より、「弟富士」の称号が許されました。

神楽は全部で18座、座外として「狐狩り」「蚕神」の2座があります。同系統の神楽と異なる点は、最初と最後に素面の神宮が舞う「奉幣」と、2月3日節分祭の時だけ行う拝殿での「神前神楽」が大きな特徴です。

裏の山は、新第三紀の地層からできています。南にそびえる秩父帯の山々と異なり、なだらかな低い山容で比較的やわらかい砂岩や礫岩からできていることがわかります。

②和田の淵

安谷川と寺沢川の合流地点に大きな淵があり、大岩の下には大蛇が住むと言われています。淵の上には水神様が祀られています。

この地区では、大雨の時に発生する地滑りを蛇崩れと言い、又七夕の日に毛先が二つに割れた美女が岩の上に立つと言われています。

十二天水

③十二天水

安谷川に下る途中に神の水「十二天水」の湧水があります。十二天様は坂の上の山中家の氏神様で山中家には十二天名を書いた森玄黄斉※の書いた掛軸があります。

※文化4(1807)年白久上サの山中家の二男に生れ、小鹿野奈倉に養子になる。徴彫刻(大英博物館所蔵)漢詩。書画にすぐれていた。

タマゴ水

④たまご水

硫黄分を含む冷泉で吹き出物、胃腸病、冷え症などに効くとされていて、飲んだり風呂水に使われていました。

昔は近くに小屋を建て近在の人々が風呂を沸かし入っていた事もあったと言います。

明ヶ指のカツラ

⑤明ヶ指のカツラ

たまご水の上流にあり、樹高31m、周囲11m、の県内2番目のカツラの巨木です。

樹勢はよく、根元よりたくさんの分枝が主幹を守っている様に見えます。眺めているとカツラ独特の甘い香りが漂ってきます。

マンガン採掘跡

⑥マンガン採掘跡

マンガン団塊は、堆積速度が遅い深海底や海山で、海水中の鉄やマンガンが岩石や化石等を核として沈着し成長したものです。

秩父帯(「秩父古生層」と呼ばれていた)が、はるか彼方の太平洋の海底ででき、プレートで運ばれてきた証拠でもあります。

⑦即道手堀井戸

即道※が日野寺沢の原と言う屋号の家に立ち寄ったとき、家人が即道にお茶を出すのに川まで汲みに行くのを見て、井戸を一日で掘り、平板石に何か字を彫り井戸の底に投入れるとそこから水が湧いてきたと言われています。今でも井戸の中の文字を読み取る事ができます。

寺沢の人たちは兵隊に出征する時や旅に出る時は、飲んで行く習わしが最近まで行われていました。

※荒川村糀屋地区に生れ、名は六兵衛、駿足にして幾多の奇行を残している。晩年即道と改め、享保15(1730)年贄川常明寺で自ら穴の中に入ったとされている。

寺沢川の多自然型砂防

⑧寺沢川の多自然型砂防

周辺の環境との調和・自然形態の保全育成を基本にした砂防工事であり、親水性及び安全性を重視した水辺空間を創造し、多くの人々に親しんでいただくために整備した所です。

施行延長880mの砂防事業は、平成11年度に完成しました。

特長としては、河床の石や岩は手をつけず、護岸は自然石を利用し、「巨石練積護岸工」を採用し、表面と天端面には土を埋め戻し、在来草の早期繁殖に努めた事です。

⑨寺沢の如意輪観音堂

安産・子育て祈願の観音様として多くの人々に信仰されており、今日でも腹帯の貸し出しを行っており、無事安産の折は帯を倍にして返す習わしがあります。

この観音様は「寝入り観音」と呼ばれています。語源には諸説があり、一つは、秩父札所を決めるとき、たまたま如意輪観音が寝込んでしまい、ついに札所番付に入ることができませんでした。もう一つは、ほおづえをついているように見えるお姿から、寝入り観音になったということです。

矢道反隧道

⑩矢道反隧道

日野地域は、弟富士を真中にして荒川側を表日野、熊倉山側を裏日野と言い、寺沢の人達は表日野に田畑を所有するものが多く、切通し越しての耕作が大変不便であった為、昭和15年に隧道の計画をたて着工し、翌16年に完成しました。

しかし資金が3000円余り(当時の金額)不足したため、斜めの隧道になったと言われています。

トンネル内では、新第三紀の砂岩や礫岩が観察できます。

山里自然館

⑪山里自然館

埼玉県が運営していた荒川ビジターセンターを、NPO秩父の環境を考える会が秩父市より管理運営業務を委託され、運営しています。

展示内容は、秩父地域の民俗歴史自然等を中心に展示し、また啓発活動として自然館周辺の野外観察会を実施しています。

男釜女釜

⑫男釜女釜

滝の上流は羊山と同じ高さの中位段丘で、下の下位段丘に落下する水流によって作られた滝です。

地層は、新第三紀の砂岩や礫岩で、この地域の名にちなんだ「鷺の巣層」と呼ばれています。

小さな断層に沿って谷ができ、それに小断層や直交する場所に淵ができたと考えられています。

⑬荒川歴史民俗資料館

荒川地域の伝統文化を保存するために昭和52年に建設されました。

歌舞伎笠鉾・串人形をはじめとする数多くの民俗資料を展示公開しています。

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