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モデルコース

札所31番観音院の磨崖仏
札所31番観音院の磨崖仏

荒川源流に大地の恵みと暮らしを訪ねるコース

※車・バイク・自転車利用がおすすめのコースです。

大達原

①大達原

秩父帯にはレンズ状の細長い石灰岩体が存在する。国道140号のトンネルは石灰岩に穿たれたもの。石灰岩はおよそ3億年前の古生代にできたものがプレートによって運ばれ中生代にここに堆積した。「付加体」と言う。

ログ東屋

②ログ東屋

国道から左にそれると道端にログハウスがある。美しい景観を知ってもらおうと「NPO森」と「荒川源流ログハウス技師会」によって作られた。大血川沿いのこの道をたどると平将門の妃の墓や東の女人高野と言われる太陽寺にいたる。

手掘りのトンネル

③手掘りのトンネル

国道から右にそれ北側の道を登ると大達原の集落にでる。集落の東には手堀りのトンネルがある。三峰山参拝の街道として大正末まで使われていた。

神庭洞窟

④神庭洞窟

国道の対岸に見える石灰岩の洞窟で、縄文土器・古墳時代の壷・奈良平安の須恵器・獣骨・人骨が出土している。定住したところではなく、狩の前進基地として使われていた場所と考えられる。

中津峡

⑤中津峡

秩父帯の硬い岩石のため侵食に強く、深いV字谷を形成している。険しい地形のため人の手もはいらず、楓などの原始の森が保存され、紅葉の名所として賑わう。

出会い

⑥出合

中津川と支流の神流川が合流するところで、石灰岩に掘られたトンネル。現在は補強されている。右に折れて神流川沿いに遡ると秩父鉱山にいたる。

鉱石

⑦鉱石

支流の神流川では、鉱山から流れだしてきた結晶質石灰岩(大理石)や鉱物を見ることができる。

秩父鉱山

⑧秩父鉱山

マグマの寛入による熱によって形成された接触交代鉱床で、様々な鉱物ができた。鉱山は長い間、秩父の人々の暮らしを潤し、今でも宿舎や銭湯などかつて2000人もの人でにぎわった鉱山町を語る施設が残っている。斜面には浮遊選考を行った工場跡や鉱石を運び出した索道の櫓が残っている。鉱石は北側の八丁峠を越え運び出された。

現在は炭酸カルシウムを採取するため結晶質石灰岩が採掘されている。

中津川

⑨中津川

「彩の国ふれあいの森・森林科学館」・遊歩道・秩父市営宿泊施設「こまどり荘」もあり、森林や林業についての体験学習ができる。

上流の王冠では、中新統の礫岩層とマグマの遺産である石英に富んだトーナル岩が見られる。石英が少ないと石英閃緑岩に分類される。

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