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藤六の海底地すべり跡
藤六の海底地すべり跡

出牛じゅうし-黒谷くろや断層・和銅遺跡ジオサイト 1

<ruby>出牛<rp>(</rp><rt>じゅうし</rt><rp>)</rp></ruby>-<ruby>黒谷<rp>(</rp><rt>くろや</rt><rp>)</rp></ruby>断層・和銅遺跡

基本はコレ!

三波川変成帯と秩父盆地内の地層の間に走る大きな断層である「出牛-黒谷断層」を和銅遺跡で観察することができる。
秩父で見つかった銅が朝廷に献上され、日本最初の流通貨幣「和同開珎(わどうかいちん)」が作られた。当地にある聖(ひじり)神社は、「銭神様」として人気のパワースポット。
聖神社

続日本紀に708年2月7日、「和銅元年春正月(11日)。武蔵国の秩父郡が和銅(にぎあかがね・自然銅)を献じた。)と記されています。1,300余年前、平城京遷都の直前、日本史にはじめて「秩父」が登場した出来事です。

和銅遺跡は、和銅沢の左岸にみられ、和銅採掘露天掘跡と伝えられている場所です。露天掘跡といわれる溝状の地形は,地質学的には外秩父山地の岩石(約2億年前)と秩父盆地の新第三系(約1500万年前)との境となっている出牛‐黒谷断層の破砕帯(断層の動きにより岩石が細かく砕かれて帯状に連続して分布しているところ)です。出牛‐黒谷断層は、秩父市黒谷から皆野町国神を経て、金沢(かねざわ)の谷に沿って出牛まで続いている断層です。

現地で見られるのはチャートと砂岩であり、銅を含む地層は存在していません。しかし、銅鉱石を胚胎する(生み出す)含銅硫化鉄鉱層は、三波川帯の中に何か所も確認されており、地元の聖神社には自然銅の塊が奉納されていることからも、段丘礫層中に沈殿した自然銅をこの地で採掘した可能性が考えられます。

蜈蚣(むかで)

ちょこっと豆知識 「驚きの御神宝はムカデ!?」

和銅献上の際、元明天皇から遣わされた勅使によって近くの「祝山」に金山彦命(かなやまひこのみこと。鉱山の神様)が祀られ、その後、和銅元年(708年)に現在の地に遷座し、聖神社が創建された創建されたと伝わっています。
この和銅ゆかりの聖神社の宝物庫には、慶雲4年(707年)に探鉱した献上和銅と同等品の大小2個の自然銅、そして元明天皇から賜ったと伝わる雌雄一体の銅製の蜈蚣(むかで)などが保管されています。
※宝物庫は普段は非公開です。

こちらも行ってみよう!

金山鉱山跡(金山坑)
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和銅奉献から800~1000年後、江戸時代の採銅坑の史跡です。
黒谷の銅製錬所跡
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昭和9年(1934)に地元の研究家が発見した、江戸時代の製錬所の史跡です。(市指定史跡)
内田家住宅
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秩父地方の養蚕農家の特徴をよく残した17世紀初期の茅葺き屋根の住宅です。(秩父市指定有形文化財)
美の山
美の山
三波川変成帯の岩石でできた山。眼下に秩父盆地を見渡せるビューポイントです。
アクセス
電車・・・秩父鉄道 和銅黒谷駅から徒歩20分(和銅採掘露天堀跡まで)
ナビ入力住所・・・埼玉県秩父市黒谷2191(聖神社)
駐車場
あり(和銅遺跡見学者駐車場:普通車10台)
リンク
秩父市和銅保勝会
和銅遺跡と銭神様
近くのサイト・拠点施設
美の山展望台美の山インフォメーションセンター
関連ジオストーリー
時代を超えた人々の聖地

地図

G01_和銅遺跡

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