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藤六の海底地すべり跡
藤六の海底地すべり跡

安谷川マンガン採掘坑ジオサイト 10

安谷川マンガン採掘坑

基本はコレ!

かつて秩父山地一帯では、秩父帯のチャート中に含まれるマンガンが採掘されていた。
一番規模が大きいマンガン鉱山は皆野町日野沢にあったが、安谷川の採掘坑(試掘坑)は比較的アクセスしやすい場所にある。
安谷川マンガン採掘抗

 埼玉県の鉱山の中で、最も数が多いのはマンガン鉱山です。秩父地域から飯能市にかけて、昭和30~40年代に盛んに採掘されていました。鉱夫が数人の小規模な鉱山が多かった中で、秩父地域で最も規模が大きかったのは皆野町の日野沢鉱山で、数十人の従業員がいたようです。

 マンガン鉱床は、秩父帯のチャートや粘板岩などの堆積岩中に存在します。海洋底に堆積したマンガン成分が、マンガン鉱山の基になっていると考えられます。

 秩父帯の岩石は、海洋底の火山体や堆積物などが海洋プレートに乗って移動し、ジュラ紀に大陸側に押し付けられた「付加体」からできています。マンガン成分も、その他の堆積物とともにはるか彼方の海洋底から、海洋プレートに乗って運ばれてきたもので、マンガン鉱床は数億年前の深海底からの贈りものともいえます。

 マンガン坑は、現在では場所がよくわからなくなっていたり、アクセスしにくい場所が多いのですが、安谷川マンガン坑は比較的わかりやすい場所にあり、気軽に観察できます(落石注意)。

 坑内では、層状チャートにはさまれた、厚さ数cm ~十数cmの黒色層が見られ、この層を目的に掘っていたと考えられます。坑道内には無数の細かな白色鉱物が結晶化していますが、鉱山でよく見られる石膏という鉱物です。
※坑口のそばで観察する際は、落石に注意が必要です。

アクセス
電車・・・秩父鉄道「荒川日野駅」から徒歩約30分
ナビ入力住所・・・秩父市荒川日野1466-1(現地周辺)
駐車場
なし ※周辺の民地を使用する場合、必ず管理者の許可を得てください。
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地図

G10_安谷川マンガン採掘抗

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