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藤六の海底地すべり跡
藤六の海底地すべり跡

岩畳いわだたみと秩父赤壁せきへきジオサイト 17

<ruby>岩畳<rp>(</rp><rt>いわだたみ</rt><rp>)</rp></ruby>と秩父<ruby>赤壁<rp>(</rp><rt>せきへき</rt><rp>)</rp></ruby>

基本はコレ!

長瀞一帯は、海底に堆積した火山噴出物と泥や砂が、白亜紀(約8000万年前頃)にプレートと共に地下20~30km以上深くに取り込まれ、膨大な圧力が加わってできた結晶片岩でできています。結晶片岩はうすくパイ生地のように剥がれやすい岩石です。
岩畳は結晶片岩が荒川の流れによって浸食されてできた河成段丘です。断層の動きで岩石が砕かれ、本来あるはずの川原の礫(れき)に覆われておらず、岩盤がむき出しになっている。浸食されずに残った対岸の岩壁が「秩父赤壁」と呼ばれている。

観光地としても名高い長瀞は、旧親鼻橋から旧高砂橋までの荒川の両岸が国指定の名勝・天然記念物になっています。中でも岩畳や秩父赤壁が有名です。川の水が深くて流れが静かな所を「瀞(とろ)」といい、長瀞の地名の由来にもなっています。荒川は、この岩畳一帯で青く淀んだ瀞になって美しさを増し、付近一帯の景観は舟下りの観光客の目を楽しませています。古くから名勝地として知られ、かつて宝登山神社の参拝客は岩畳で月を愛でながら宴会を催したそうです。

ここは関東山地から九州まで約800kmにわたって続く「三波川変成帯(さんばがわへんせいたい)」の東の端に当たります。岩畳は、結晶片岩の板のようにはがれやすい特徴である「片理(へんり)」(水平方向)と、地下深くから隆起した際にできた割れ目「節理(せつり)」(垂直方向)、そして荒川の浸食がつくった地形です。

「三波川帯」は、白亜紀前期に海洋底に堆積した火山噴出物と泥や砂が、白亜紀後期(約8000万年前頃)にプレートと共に地下20~30km以上深くに取り込まれ変成を受けてできました。この時、片理ができ、うすくパイ生地のように剥がれやすくなりました。地下深くで起こった変成作用や上昇の過程が地表で観察できることから、「地球の窓」と言われています。

岩畳には、荒川の川底であった時できたポットホール(甌穴:おうけつ)や流路跡(四十八沼)も見られます。また、たびたび増水の影響を受ける岩畳にはユキヤナギもみられます。

対岸の崖は、中国の名所にちなんで「秩父赤壁」と呼ばれています。断層に沿って荒川が流れることによってできた断崖です。江戸時代に書かれた「宝登山図会」という文書の中には、「両岸峨々として疑ふらくは漢土の赤壁も如何でか」との記述があります。

こちらも行ってみよう!

長瀞岩畳通り商店街
長瀞岩畳通り商店街
秩父鉄道「長瀞駅」から岩畳までの間、約400mほどお土産物店やお食事処がずらっと並んでいる通りです。
長瀞ライン下り
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美しい渓谷をゆったりと、時にはスリル満点で楽しめる昔ながらの舟下り。ジオ観察にもうってつけです。
宝登山ロープウェイ
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神社から奥宮がある宝登山山頂まで空中散歩!山の上にはロウバイ等の花の名所、小動物公園があります。
宝登山神社
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秩父神社、三峯神社と並ぶ秩父三社の一つ。創建1900年の歴史を持ち、極彩色の権現造りの社殿が美しい。
アクセス
電車・・・秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩約7分
ナビ入力住所・・・秩父郡長瀞町大字長瀞529-2(長瀞駅)
駐車場
あり ※周辺の有料駐車場をご利用下さい。
リンク
長瀞町観光協会WEBサイト
近くのサイト・拠点施設
16:蓬莱島ほうらいじま18:虎岩とらいわ埼玉県立自然の博物館長瀞町郷土資料館宝登山ほどさん山頂展望台
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日本地質学発祥の地

地図

G17_岩畳と秩父赤壁

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